11.15(土)13:30-19:30
11.16(日)12:00-18:00
東京おかっぱちゃんハウスにて

今年のテーマは「記憶――絶えずこの身に到来するもの」
あの時 あの人と あの場所で、そうして思い出し語り合うことのできる記憶と、
直接触れることはできなくとも混ざり合って 今ここに生きている身体を動かし続ける記憶について。

上演、上映、展示等ジャンルを問わず「映像身体学について考えたい」22組の出展者が東京の古民家に集い、思考と実践の両輪を駆動させた作品とともに皆様をお待ちします。

立教大学現代心理学部映像身体学科の卒業生を中心とした有志にて開催。
展示・映像・ダンス・演劇など、ジャンルを超えた作品が集まり、観客と共に映像身体学を考え、実践する場を目指している。昨年vol.1を開催し、今年2回目の開催となる。

昨日の晩御飯のメニューを思い出す。

食べながら見ていたテレビ番組の内容を思い出す。

思い出すことができる。

その時私は何回まばたきをして、何回咀嚼していたか。……髪を触る。

君と同じタイミングで醤油に手を伸ばして、ぶつかる、と思う前に互いの手は引っ込んでいる。手がぶつかると痛いことを初めて知ったのがいつどんな時だったか、それは覚えていないし、そもそもそんな経験ないかもしれない。

けれど、私たちの手は自然と互いを避けようとする。

「映像身体学を実践する」第2回のテーマは「記憶」。サブタイトルには「絶えずこの身に到来するもの」とつけました。
何月何日何曜日に誰と何をした、アルバムのように取り出せる記憶がある一方で、混ざり合って明確に取り出すことはできず、名付けられることのないままに膨大に蓄積され、そこから絶えず到来して私の身体を動かす記憶があります。

生きることそのものと密接に結びつくさまざまな「記憶」について、東京にある古民家の片隅で一緒に考えてみませんか。

出展者・作品ジャンル一覧

名前ジャンル
小田桐大二郎【映像】
鏡原すず【展示】 
梶野ひなこ×二階美羽【展示】
倉橋真奈美【上演】演劇
劇団きまず(篠田衛)【上演】演劇×映像
小嶋遼平【展示】インスタレーション
澤江すず【上演】ダンス
鈴木雄介【映像】
瀬崎元嵩【展示】インスタレーション
瀬戸はるか演劇
高井彩佳子×岩田奈津季【上演】ダンス
津留﨑航太【展示】写真
原田航輝【展示】写真
廣瀬もえ【上演】演劇
正籬瑞紀【展示】写真
松田蓮【上演】演劇
松本武大【映像】記録
MARI【展示】文章 アート
水嶋結【映像】ドキュメンタリー
山田朋奈(無駄な部屋)【上演】演劇
 【上演×展示】インスタレーション
渡辺万由【展示】映像×詩×音

※出展予定だった副島葵さんは不参加となりました。予めご了承ください。

展示

〈写真〉
原田航輝『詞遍露光』

言葉と写真を織り交ぜた「魔法のアルバム」です。めくられるのを楽しみにしています。
【展示場所:キッチン】


〈写真〉
津留﨑航太『眉』

まぶたの上部、眼窩の上縁部にあたる所に弓状にはえている毛。まよ。まゆげ。
【展示場所:和室メインスペース】


〈写真〉
正籬瑞紀『地点』

旅と日常、それぞれの時間にここにない記憶が蘇る。そうして織りなす地点が、また自分の人生を特有たらしめる。
【展示場所:和室メインスペース】


〈写真〉
鏡原すず『記憶⇆?』

記憶の半分は外部機器による記録な気がします。ここでは自分に関する写真から記憶の展示を試みています。
【展示場所:和室横廊下】


〈文章 アート〉
MARI『あなた・かげ・わたし』

私の一ヶ月の日記の転写であり影。
隣にはあなたの日記を書いていってほしい。
交わることのない私とあなたの視線の交錯、あるかもしれなかったあなたと私の記憶。
【展示場所:和室メインスペース】


〈インスタレーション〉
小嶋遼平『耳神様』

知人との会話、足音、息遣い…耳神様はすべて聞いています。
【展示場所:和室横廊下】


〈インスタレーション〉
瀬崎元嵩『小品』

ズレと分からなさについて
【展示場所:和室メインスペース】


〈映像×詩×音〉
渡辺万由『Re:construction』

断片的な記憶を、映像で再構成し、詩と音で再生成する試み。
ぜひ音を作りに来てください!
【展示場所:テラス】
制作:渡辺万由 音楽:参加者 協力:郡一正


・鏡原すず【展示場所:和室横廊下】
・梶野ひなこ×二階美羽【展示場所:和室メインスペース】

(※タイトル等詳細が決まり次第更新いたします)

映像

上映場所:和室メインスペース(スクリーン)

〈記録〉
松本武大『ケーブルカー』

2025年8月11日。
旅先で自分が存在した空間と時間、そして視線の先。
撮影・編集:松本武大 音楽:郡一正


〈ドキュメンタリー〉
水嶋結『Taste of memory』

ひと口のチョコとコーヒーから、人々の記憶と感情を紡ぐ短編映像作品


〈短編映画〉
鈴木雄介『過去、未来、ユニバース』

記憶。過去の、未来の。忘れられた、忘れられない、大切なもの。時の旅人、そして旅立ちの日に。


・小田桐大二郎

(※タイトル等詳細が決まり次第更新いたします)

上演

〈演劇〉
倉橋真奈美『かいそう』

日常にある多様な見え方をする動き、多様な聞こえ方を持つ言葉について考え、それをやってみる。
【場所:和室メインスペース】


〈演劇〉
瀬戸はるか『耐え難き餡蜜』

当店はあんみつの専門店になります。
※「一口ちょうだい」がお好きな方は来店をご遠慮ください。
【場所:キッチン】
出演・スタッフ:定廣奏子 川手めい 瀬戸はるか 齋藤幸太 今井唯華 石﨑美紀 大村優太朗 松本福太郎 舘野南帆 


〈演劇〉
廣瀬もえ『舌のうらにも』

自分だけが変われていないような気がする。だから数えて、こぼれたかもしれない記憶の中で今を生きる自分を確かめる。
【場所:キッチン】
出演者:伊藤沙羅、南里美翔、角田真奈実


〈演劇〉
松田蓮『クライイング・ウインドウ』

音楽再生媒体を用いて記憶を再生し、「不在」との対話を試みる物語。幾ら手繰り寄せても、そこは雨が降っている。
【場所:和室メインスペース】

【企画・脚本・演出】 松田 蓮 【出演】大野 真唯子 松田 蓮 【スタッフ】 音響 = 五百旗頭 讃良 音響美術監修・サウンドエンジニアリング = 松田 蓮 声の出演 (特別協力) = 伊藤 公登 中村 望実 演奏 = 大滝 知椰 制作助手 = 中村 心香 制作協力 = 福田 盛遠 助成 = 慶應義塾大学 教育奨励基金


山田朋奈(無駄な部屋)
〈演劇〉『M・伊勢海老』
〈インスタレーション〉『喫煙所』

「M・伊勢海老」
私たちの記憶からやってくる架空の生き物を上演する。例えば、小さいころにテレビドラマで見た芸能人。 
【場所:和室メインスペース】
出演
A(Mのファン) 廣瀬もえ 
B(バイト) 山田朋奈
C(蛇) 逢坂ミミ
D(M) 服部柚

「喫煙所」
喫煙所を知っている。記号や空気で喫煙所を理解している。私たちはそれを逆手にとられ、演劇を理解させられてしまう。
【場所:不定】
出演:逢坂ミミ、服部柚、廣瀬もえ、山田朋奈、ほか


〈演劇×映像〉
劇団きまず第1回旗揚げ公演
「うまくいかなくてきまずい」

僕らは「きまずさ」を研究して、笑いに昇華させる劇団です!劇場という空間で古今東西のきまずさをお楽しみください!
【場所:和室メインスペース】
出演:篠田衛、津留﨑航太、志村希美、佐藤武雄、伏見まつき、野本有希子
※YouTubeやってます!「劇団きまず」で検索!


〈ダンス〉
澤江すず『魍魎』

死人に入り込んで生きる妖怪と人間(だったもの)による、記憶を巡る楽しい踊り。
【場所:和室メインスペース】
出演:澤江すず、瀬戸はるか


〈ダンス〉
高井彩佳子×岩田奈津季
『絵に描いたような混濁』

私たちのひと夏の記憶を、3章仕立てでたどり、再構築します。
【場所:和室メインスペース】


特別企画

〈カフェ〉
三浦来実
『くるくるおみせっち』

仕入れた生豆を自家焙煎で今日のためにご用意しました。あなたのコーヒーにまつわる記憶が引き出される、はたまたこれからコーヒーを見たときに今日の記憶が引き出される機会になればいいなと思います。

【プロフィール】
映像身体学科卒業後、バリスタとしてスペシャルティコーヒーのお店で働き始める。現在は六本木にあるCommon、三軒茶屋に10月にオープンしたSAMAA_をメインに働く。

Cafe Menu

Drip Coffee

・エチオピア ¥650
・ケニヤ ¥650
・エチオピア ハニー ¥750

Softdrink

ALL¥550(2〜3種類用意します)

※マイボトル割 −¥50


〈参加型展示〉
『はじめまして、わたしは。』
by ニュウムーン

無地の名刺に「名前・年齢・肩書き」を記入し、名刺交換を行う場。
名刺に記入する項目は「もしも」大歓迎。
仕事と表現の両立で葛藤する中でも、時々立ち止まって「こうありたいな」「こうだったらよかったな」「こうしよう」を自由に誰かに伝えてみることで少しずつ未来が変わる…かも?

【プロフィール】
俳優の桜田実和と写真家の鹿野結子が
「誰もが気軽に仕事や生活の話を出来る場所を作りたい!」
という思いから立ち上げた
“もっとにんげんを豊かに知る”ためのプロジェクト。
スナックイベントやポッドキャストを通して、”気になるけど普段話さない”テーマで誰かと繋がれる心のひろばをつくっている。
2024年の7月6日、新月の日よりスタート。


〈トーク〉
『映像身体学を実践するとは?』

(※写真は昨年度の様子)

ゲスト:黒木秀房氏(東京都立大学 人文社会学部人文学科フランス語圏文化論教室 助教授/立教大学 現代心理学部 映像身体学科 講師)
司会:清水ひなた(『映像身体学を実践する2025』運営/creationそらあいだ主宰)

「映像身体学」という学問を「実践する」とはどういうことか、また今回のテーマである「記憶――絶えずこの身に到来するもの」についてのトーク。

【日時】15(土)15:45~16:45


〈クロージングパフォーマンス〉
『映像身体学を実践する2025』をオブジェにする

(※写真は昨年度の様子)

3日間会場に積み重なった「記憶」=作品たち。
それは会期終えると形を変え、私たちの「記憶」とし残り、変容を続けていきます。その形を変える過程の中に、出展者の皆さんの作品が混ざり合い一つになる瞬間があったとしたら。その時「記憶」はどんな形を、色を、姿をするのでしょうか。

クロージングのパフォーマンスとして、オブジェという展示物として『映像身体学を実践する2025』を締めくくる記憶を一緒につくり、見届けませんか?

【日時】16(日)17:30~18:00
【参加】出展者有志・スタッフ


グッズ販売実施!

『映像身体学を実践する2025』パンフレットほか、出展者の有志によるグッズ販売を実施いたします。お楽しみに!
※清算は現金のみとなります。

【入場料】
前売:500円 当日:1,000円 応援:1,500円(パンフレット付)
※清算は当日の現金支払いのみとなります。

【会場】
東京おかっぱちゃんハウス
(西武新宿線 上石神井駅から徒歩7分)

【運営】
「映像身体学を実践する2025」制作委員会
(菅藤絢乃・清水ひなた・志村希美・杉田亮・戸田栞・増田雄介・渡辺万由/内田優紀・谷澤巴菜)

【主催】
creationそらあいだ

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