ご挨拶
GREETING
ご挨拶
【creationそらあいだ】は、あなたの世界をほんの少しでも彩るような“空間=そらあいだ” をcreation=創造する団体です。
空間とは、ただそこに在るものです。尚且つ、人が集い、共に何かを為すことで、その場は無限の可能性を持ち変化していきます。例えば、街の公園は時に子どもの遊び場になり、時に大道芸のパフォーマンスステージになるように。例えば、劇場が過去や未来、国境、SFの世界の壁を軽々と超えて移り変わっていくように。
私たちも、様々な文化芸術のジャンルを越え、オンライン・オフラインを跨ぎ、さまざまな「空間」をプロデュースして参ります。あなたが生き、過ごす空間を、より豊かで愛おしい場に育ててゆくお手伝いができますように。
creationそらあいだ
主宰 清水ひなた
団体概要
GROUP PROFILE
団体名 | creationそらあいだ |
主宰 | 清水ひなた |
設立 | 2023年6月 |
活動内容 |
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「生成変化の上演」
policy
creationそらあいだの活動の主軸である上演作品の制作について、クリエーションの方針をここに提示します。
「個」の時代。「孤立」と「生きづらさ」が蔓延する現代。
この時代に、同じ時・同じ場所に人が集い、一つの作品を共に味わうこと=〈上演の場〉が生成されることは、もはや奇跡に近いことなのかもしれない。
故に、creationそらあいだは〈上演の場〉を探る。
〈上演の場〉にこそ、私たちが日々を生きる力となるような「体験」が生まれると信じているから。
〈上演の場〉には、様々な「狭間」が生成する。
客席と舞台上。現実と虚構。「今・ここ」と「今・ここではないどこか」。あなたとわたし。喜びと悲しみ。あなたとあなた。集中と弛緩。あの時とその時。光と影。音と音。「かつて」と「いまだ」。声と声。演者と観客。身体と身体。
〈上演の場〉は、様々な「狭間」によって生成されている。
creationそらあいだは
「狭間」が生成され、積み重なっていくこと=「狭間の生成変化」、その持続を〈上演の場〉そのものと捉える。
そこに演劇やダンス、パフォーマンスの境目はない。あえてジャンルを定義するならば「上演作品」と言う他ないだろう。
〈上演の場〉に持続し続ける「時間」「場所」「記憶」を、その場に集った人々が共有しながら、各々の身体を通して味わうこと。
〈上演の場〉では「孤」であることから解放され、同時に「個」であることを楽しむことができるのではないか。
その体験こそが、この時代を生き抜く支えと成り得るのではないか。
私たちは「生成変化の上演」を探究する。
2024.10 creationそらあいだ
メンバー
MEMBER
清水ひなた(主宰)
2022年、立教大学現代心理学部映像身体学科卒業。2024年、同大学大学院現代心理学研究科映像身体学専攻・修士(博士前期)課程修了。
大学入学を機に演劇活動を開始し、劇作・演出・出演ほか、音響・照明など幅広く演劇制作に携わる。大学院では、研究テーマを【上演の場】に設定し、ジル・ドゥルーズやメルロ=ポンティらの哲学を用いながら、上演の場で演者や観客が経験する知覚について、理論と実践の両面から探究を行う。哲学では大山載吉氏、作品制作では松田正隆氏・砂連尾理氏に師事。
「その場に集う人々が躍動するような創造の場を生み出す」ことをモットーとし、2023年にcreationそらあいだを立ち上げる。また、クリエーターとして、上演芸術の可能性を探る試みを続けている他、ライターとしての文筆活動も精力的に行っている。