「映像身体学を実践する
2025」、始動。
有志の出展者が集い、観客と共に映像身体学を考え、実践する場を目指すイベント「映像身体学を実践する」(通称:実践展)。
2024年に開催された「映像身体学を実践するvol.1」では、展示・上演・上映のジャンルを越え約15組の出展が集まり、総来場者数は100名を超えました。
この度、第2回にあたる「映像身体学を実践する2025」の開催が決定!出展者・スタッフを募集いたします。
-実施概要-
『映像身体学を実践する2025 』
日程:2025年11月14日(金)〜16日(日)頃を予定
会場:東京都・上石神井駅周辺
【テーマ】
記憶——絶えずこの身に到来するもの
-ご挨拶-
昨年秋に初開催した「映像身体学を実践する」。
昨年の出展者・スタッフ募集にて、本イベントの趣旨を下記の通りご説明しました。
(前略)
社会人として働きつつ、ゼロから作品発表の場を手配し、また作品制作をするのは決して簡単なことではありません。しかし反対に「発表の場」さえあれば、作品制作を諦めずに済むかもしれない。そうして集った人が繋がることで、また新たな作品が生まれるかもしれない。そして、卒業後も作品を発表する姿は、きっと後輩たちが将来を考える上での一助にもなり得るでしょう。
(中略)
この実践展が毎年恒例のイベントとなり、「映像身体学」が大学の外に開かれ、私たちの日常を支える「何か」になっていくことを願って。
前回開催時、本企画の理念に共感し、お心を寄せてくださった沢山の皆様のお陰で、こうして2回目の開催にバトンをつなぐことができました。心より御礼申し上げます。
今年も“映像身体学を実践する”ことを通し、人と人が出会い、その輪が広がっていくことを願って準備して参ります。昨年ご参加いただいた方はもちろん、初めましての皆さまにも多く出会えますように。
さあ、かつて映像身体学を学んだあなたも、その真っ只中にいるあなたも、今出会ったばかりのあなたも。
心がときめいたなら、一歩踏み出す時です。
出展者/スタッフ/観客として、共に映像身体学を実践してみませんか。
主催 清水ひなた(creationそらあいだ)
-2025テーマ-
記憶——絶えずこの身に到来するもの
昨日の晩御飯のメニューを思い出す。
食べながら見ていたテレビ番組の内容を思い出す。
思い出すことができる。
その時私は何回まばたきをして、何回咀嚼していたか。……髪を触る。
君と同じタイミングで醤油に手を伸ばして、ぶつかる、と思う前に互いの手は引っ込んでいる。手がぶつかると痛いことを初めて知ったのがいつどんな時だったか、それは覚えていないし、そもそもそんな経験ないかもしれない。
けれど、私たちの手は自然と互いを避けようとする。
「映像身体学を実践する」第2回のテーマは「記憶」。サブタイトルには「絶えずこの身に到来するもの」とつけました。
何月何日何曜日に誰と何をした、アルバムのように取り出せる記憶がある一方で、混ざり合って明確に取り出すことはできず、名付けられることのないままに膨大に蓄積され、そこから絶えず到来して私の身体を動かす記憶があります。
生きることそのものと密接に結びつくさまざまな「記憶」について、東京にある古民家の片隅で一緒に考えてみませんか。
たくさんの方々のご参加をお待ちしています。
-出展者募集-
募集概要
- 出展資格
「映像身体学について考えたい」個人または団体 - 出展作品について
「展示」/「上映」/「上演」ほか、作品ジャンルは問いません。
ただし、会場が住宅街に位置するため、大音量を伴う作品は不可。(ex. アンプを使用した楽器の生演奏・激しく床を踏み鳴らす振付など) - 出展料について
一般:6,000円 学生:5,000円
出展ジャンルや個人/団体に関わらず、一律の出展料となります。ただし、下記「出展ジャンル」に記載の目安を越える場合、追加料金とさせていただく場合がございます。 - グッズ販売について
会場ではグッズ販売を行うことが可能です。売上のあった場合のみ、売上金額の1割を販売手数料として申し受けます。 - その他
・作品制作や出展に伴う費用は出展者さまご自身でご負担ください。
・申込後に出展をキャンセルした場合でも、出展料を返金することはできません。予めご了承ください。
・本企画は入場チケットの有料販売を予定しております。チケットノルマ並びにチケットバックはございません。
出展ジャンル
- 展示
壁・窓・飾り棚などを使用した展示。会場内であれば自由にご使用いただけます。
※展示場所の希望が重複した場合には、先にお申し込みいただいた方を優先。
※大型作品等、他の展示より大幅にスペースを使用することとなった場合、追加の出展料を申し受ける場合がございます。 - 上演
原則として、30分以内の作品とさせていただきます(10分×3回/15分×2回/30分×1回などは自由に設定可能)。30分を大幅に超える場合は、追加の出展料を申し受けます。
また、メインの上演スペースがありますが、ご希望があれば会場内の自由な場所をお使いいただけます。
※会場が住宅街に位置するため、大音量を出すことはできません。(ex. アンプを使用した楽器の生演奏・激しく床を踏み鳴らす振付など)
※音響や照明の設備は簡易的なものとなります。ステージ等のご用意はございません。 - 上映
原則として、30分以内の作品とさせていただきます(10分×3回/15分×2回/30分×1回などは自由に設定可能)。30分を大幅に超える場合は、追加の出展料を申し受けます。
100インチ スクリーン / プロジェクター /スピーカー(Bluetooth接続)を使用した上映になります。
※会場が住宅街に位置するため、大音量を出すことはできません。 - その他
ジャンルを横断した作品、ジャンルにとらわれない作品の出展もお待ちしております。出展形式によっては、2ジャンルでの出展扱いとなり、追加の出展料を申し受ける場合もございます。
スケジュール(想定)
5月31日:出展募集締め切り・順次出展本確定
6月:会場下見
8月:「テーマについて話す会」
10月:中間発表
11月:本番
※「テーマについて話す会」「中間発表」について
任意参加。一部オンラインでの開催の可能性有り。テーマについての解説や、作品制作の過程で考えていることなどを交流する機会となります。
出展申込
出展をご検討される方は、下記より出展エントリーをお済ませください。
エントリーいただいた方に向け、会場など出展詳細をお送りいたします。
※エントリーは出展を確定するものではありません。
出展詳細をご確認いただいた上で最終決定となります。
※「出展を迷っている」「一度相談したい」という場合も、下記フォームにその旨記載の上、エントリーをお願いいたします。
【エントリー〆切:2025年5月31日(土)】
-運営スタッフ募集-
【募集内容】
①企画展全体のキュレーション
②各出展者のサポート
③事務・経理
④宣伝(ポスターなど販促物作成関連)
⑤宣伝(SNS関連)
【おことわり】
この実践展を永く続いていくものにしていきたいという展望の中、ゆくゆくはスタッフ業務に対し、相応のお支払いをすることを目指しておりますが、現状は赤字覚悟の試みとなっております。そのため、大変申し訳ありませんが、スタッフ業務に対する謝礼などをお支払いする予定はございません。その点をご了承いただける方のみ、スタッフ参加をお申し込みいただきますようお願いいたします。
【スタッフ参加受付〆切:2025年5月31日(土)】
-作品出演者・
作品スタッフ募集-
より多くの人が作品制作に携わることのできる機会を創出するため、出展作品の出演者や作品スタッフ募集情報をお知らせするチャットを運営いたします。作品を出展する予定がない方でも、出演やスタッフ活動に関心のある方はぜひご登録ください。随時、出展者からの出演者・スタッフ募集情報をお知らせいたします。
【お知らせ方法】
LINEのオープンチャット機能を使用して情報をお知らせいたします。
以下のボタンより「実践展・作品参加者公募用」オープンチャットにご参加ください。
参加用パスワード:8888
※ご参加時の注意
本オープンチャットは、実践展・出展作品の出演者・スタッフ募集情報をお送りする目的のみで使用いたします。
ご参加の皆さまは、チャット機能を使ったコメント/会話/スタンプ等の送信はお控えいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
-お問い合わせ・申込-
【運営】
「映像身体学を実践する2025」制作委員会
[内田優紀、菅藤絢乃、清水ひなた、志村希美、杉田亮、谷澤巴菜、戸田栞、増田雄介]※50音順、2025年4月時点メンバー
【主催】
creationそらあいだ
最新情報は上記SNSでお知らせいたします。
※『映像身体学を実践する』はcreationそらあいだが主催し、「映像身体学を実践する2025」制作委員会が企画・運営を行うイベントです。
「creationそらあいだ」の活動については公式サイトをご確認ください。
なお、イベント実施による収益は、本イベント実施にまつわる経費並びに次年度以降の『映像身体学を実践する』開催費用に充てさせていただきます。